時間がかからない荷造りの進め方

引越し作業で最も時間を取られる荷物の梱包は、
やり方1つで作業量や終了時間に違いが現れます。

きちんと計画を立て、なるべく体力を奪われないよう楽しく荷造りを進めていきましょう。

1.ダンボールは2種類の大きさで用意する

大きなダンボール、小さなダンボールを用意しておくと、
かさばる荷物や小物の仕分けに役立ちます。

ただし、種類が増えるとダンボールを重ねることが難しくなり、
引越し当日まで足の踏み場がなくなってしまうので注意しましょう。

また、ダンボールは多めに用意しておいた方が、足りなくなる度に準備する必要がなく、
さくさく荷造りしていくことができます。

2.先にいくつか組み立てておく

ダンボールはいくつか先に組み立てて、後ろをガムテープで固定しておきます。
ガムテープを貼って切る作業は意外と面倒なので、まとめて行っておくと良いでしょう。

3.使わないかさばるものを先に片付ける

収納の奥や上部に鎮座しずっと取り出されずにいる物は、先にまとめてしまいます。

その際、リサイクルや粗大ゴミに出した方が良いと判断したら、
一カ所に集めておき、梱包がある程度進んだときに処分しましょう。

4.重さのある荷物は小さめの箱に

引越し作業員は大型家電や家具は数人がかりで運び出しますが、
ダンボールはなるべく1人で運びます。

大きな箱に、書籍や雑誌などをたくさん入れてしまうと、
運搬するのに非常に時間がかかり、
最悪の場合底が抜けてしまうことも。

書籍と軽い荷物を半々の割合で入れるとバランスが良くなります。

5.必要か不要かを考える時間はできる限り短く

思い出の品や雑貨、ずっと使っていない物などは、新居に持ち込むか悩みますね。
しかし、引越し準備中は時間をかけて悩んでいる場合ではありません。
この機会にまとめて片付けてしまえば、新居の収納も余裕ができますよ。

6.引き出しの中も忘れずに

何の部品か分からないネジ、ボタン、ペン、書類などは種類ごとにまとめましょう。

また、引き出しは本体から分離できるタイプであれば、
引越し当日までに外しておきます。

7.ダンボールの行き先を外側に記入

梱包が終わった荷物の上部と側面に、
新居のどこに置くかと、中身の詳細を記入しておくと便利です。

割れ物や注意が必要な物が含まれている場合は、
赤字で誰が見ても分かりやすく記しておきましょう。

8.シャンプーや洗剤等は最後にまとめる

入浴や食器洗いなどは引越し間際でも必要です。
未使用品は荷造りしても問題ありませんが、使用中の物は最後の使用後に、
ノズルを固定しジップロックやビニール袋にいれて横にならないように梱包します。

9.時間が無いときはプロに依頼する

どうしても梱包の時間が取れない時や荷物の量が多い時は、
思いきって引越し会社に依頼することもお勧めです。

ただし割高になるため、節約するなら予定より早めに梱包をスタートしておきましょう。

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